近代天皇・皇族研究、宮内省研究に不可欠な公文書類・図書に対する
初の体系的分析、日本近代史資料の書誌学的研究に必携!

『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』

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『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』

堀口 修 著


A5判並製
288頁
定価 5,500円(本体5,000+税10%)
ISBN978-4-902416-21-3

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 明治2年に宮内省が創設されてから141年、同17年に図書寮が創設されてから126年が経った。近代の皇室を支えるべく歩んできたその歴史を研究しようとする時、宮内省の公文書類や図書は欠かすことのできない貴重な史(資)料である。(中略)これらは、いままで学問研究の資として大きな貢献をなしてきたが、まだまだ研究者の手に触れられることなく、静かにその出番を待っているものが数多くある。
 公文書類は、明治初年からのものが所蔵されており、国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所図書館などが所蔵しているものと合わせて、日本の近現代史を学ぶ際、必ず分析しなければならない史(資)料が数多く見いだされる。また書陵部の図書は、近代以前のものが多いのは事実であるが、近代の貴重なものもかなりあり、見過ごすことのできないものである。(後略)
 そうしたことを実感したことから、少しずつではあるが公文書類と図書を学んできた。そのささやかな成果として、本書に掲載した論稿がある。(本書「著者あとがき」から抜粋)



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