台湾統治史研究に新時代を画す、気鋭の研究者による意欲作!

『帝国日本の展開と台湾』

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『帝国日本の展開と台湾』

『帝国日本の展開と台湾』

檜山幸夫編著


A5判上製・カバー装
680頁
定価 8,800円(本体8,000円+税10%)
ISBN978-4-902416-23-7

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 本書は、東アジア世界における阿片戦争から現代までの一七〇年有余の近代東アジアという時代を時間軸に、日台の気鋭の研究者が、明治政治と帝国の発展、日本外交と大正期の政治、皇民化と台湾社会の近代的変容、戦時下の台湾、台湾人軍属軍夫や志願兵、近代衛生医療制度、内台人の教育、現代化と台湾人社会、台湾経済の発展と台湾人資本、一九四五年と台湾戦後史といったさまざまな問題を論述した論文集である。
 中京大学社会科学研究所が1981年から行っている台湾総督府文書を中心とする台湾統治史研究における大きな柱の一つである『台湾総督府文書目録』明治篇が完結したのを機に、この編纂事業を通じて蓄積された台湾統治史をはじめとする日本近代史や史資料学にかかわる研究成果が反映されている労作である。



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