『伊達宗城隠居関係史料』―改訂版―

『伊達宗城隠居関係史料』―改訂版―

監修:宇和島伊達文化保存会
編集・校注:藤田 正
改訂:仙波ひとみ


A5判並製
78頁・口絵2頁
本体1,250(税別)
ISBN978-4-902416-38-1


 宇和島伊達文化保存会には、宇和島藩伊達家初代藩主秀宗から九代藩主宗徳にいたる判物、系譜・系図・履歴、辞令書、建白・意見書、藩主直書、書翰・日記、及び藩政全般にかかる諸史料など、約4万点の大名家文書を保管されている。また、これらの原史料とは別に、筆写された稿本史料が、「藍山公記」と題する八代藩主伊達宗城の伝記稿本181巻をはじめとして1,500点近く残されている。
 本叢書は、これらの原史料及び稿本史料から、七代藩主宗紀、八代藩主宗城、九代藩主宗徳の時代に焦点を充てて興味深いものを精選し、シリーズとして発行するものである。
 第2集は「伊達宗城隠居関係史料」と題され、本叢書第1集『井伊直弼・伊達宗紀密談始末』に引き続き、宇和島伊達文化保存会所蔵史料の中から伊達宗城の隠居に関わる主要な記録とその関連史料を収録している。
 本書に採録された史料によって、将軍継嗣・日米修好通商条約勅許問題等をめぐる幕末の激動期における伊達宗城の政治行動について、知られざる一端が明らかになるとともに、徳川幕閣から深い信頼を獲得し、外様大名の「巨擘」と称された宗城が41歳の若さで退隠に追い込まれた事態をめぐる藩内の驚愕と動揺が鮮明に浮かび上がる。


〈本書の内容〉

●第二集発行によせて(宇和島伊達文化保存会理事長・伊達宗信氏)
●【史料】
 (1)「伊達宗城隠居関係史料」
 (2)「伊達宗紀・宗城宛井伊直弼書翰」
 (3)「逸事史補関係史料」
●【解説】伊達宗城の隠居顛末(愛媛県歴史文化博物館学芸課長・藤田 正氏)


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