宇和島藩幕末三賢侯の治世と人間像を活写した幻の名著三部作が、いま甦る!
幕末・維新期宇和島藩政の実相に迫る、研究者・歴史愛好者必見の書 『伊達村壽公傳』『伊達宗紀公傳』『伊達宗城公傳』を順次刊行!


『伊達村壽公傳』

兵頭賢一〔著〕
宇和島伊達文化保存会〔監修〕
近藤俊文〔校注〕

A5判上製・カバー装
平均384頁
本体6,600(税別)
ISBN4-902416-03-4

推薦の辞


小社がこの度刊行する伊達三公伝は、永く伊達家家記編輯所に勤め、史料の整理に携わるとともに、あくまでも史料に依拠した手堅い作風で知られた高名な郷土史家・兵頭賢一氏が、膨大な原史料を駆使して著した、近世から幕末に至る三代藩主の評伝です。
本三部作が日の目を見るのには、数奇な秘められたエピソードがありました。兵頭賢一氏が心血を注いで執筆した三部作のうち、『伊達村壽公傳』『伊達宗紀公傳』は太平洋戦争末期に完成し、公刊準備のために当時東京にあった家記編輯所に送られていたものが、戦禍の拡大に伴い宇和島に送り返される途中、汐留駅で他の史料共々東京大空襲に遭い、原稿は焼失したものと思われていました。 ところが戦後、その原稿が汐留駅の焼け残った倉庫の片隅で奇跡的に見つかり、その刊行が多年にわたり渇望されながら、50年余にわたり埋もれていたものです。この度、この幻の評伝に注・年表・人名索引等を加え、さらに難読語にはルビを付し甦った次第です。
時あたかも、昨今の実証主義に基づく歴史再評価の中で、幕末期の宇和島藩そして伊達宗城への関心が高まっております。今回出版される三代藩主の治世は、永年にわたる逼迫した藩財政を立て直し、幕末における宗城の活躍の素地を整えた、最も重要・刮目すべき時代です。
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